2012年12月20日木曜日

ゼミにて

今日の卒研ゼミの話。「K を体とする。K 上の一次以上の多項式は、既約多項式の積に分解でき、その分解は K× のもとと順番を除き」「ちょっと待った、それは「げん」と読むんだよ。」そう、「元」のことであった。その次は、
「K 係数のモニック多項式は A(X) は (X-a1)…(X-sm)Q(X)、1≦m≦n, Q(X)は K の中にねを持たない…」「ちょっと待った。それは「こん」と読むんだよ」そう「根」のことであった。でその次は「体上の多項式は、重複も含めて高々次数分の根しかもたない」が証明できない。ん?と思って「根て何?」と聞いたら「わかりません」。…。何をか言わんやという感じのゼミであったが、4回生てこんなものなんだろうか?もう少し代数の講義の仕方に工夫が必要かな。一部の特殊な例に遭遇しただけならいいんだが。

先日届いた財布だが、宛先が「香川」になっていた。しかも「貴」の字も上手じゃなかったもんだから、宅配便の御不在通知は「香川資章」と全然原型をとどめない別人になっていた。そもそも届けてくれたタクシー会社は、小生の財布の中を見て宛先を見つけたそうだから、せめて「加川」くらいは書いて欲しかったな。まあ「資章」はしょうがないとしても。