2013年6月29日土曜日

山井!3度目の正直

昨日は調子が悪く、ずっと寝ていた。で18時くらいに起きて、野球を見たら、Dragonsの山井が5回までノーヒットで抑えている、という話。調子は良くなかったのだが、一昨日の晩に「明日行きます」と約束した関係で呑みに出る。でトリュフの美味しさを生れてはじめて味わって、うむ、今日は呑みに出てよかった、と思って野球速報を見たら、Baystarsのヒットの欄が0。まさか、と思ったら、やってくれました山井大介、3度目の正直でノーヒットノーラン。6年前の日本シリーズで、ダルビッシュと投げ合い、8回までパーフェクトまで抑え、ファンからの大声援の中、落合監督が岩瀬を送ったのは野球ファンには忘れられないシーン。その何シーズンか後に、8回までノーヒットノーランをやるも、9回に打たれておじゃん。「僕は8回までの男です」と謙虚に答えていたのは忘れられない。で今日は3度目の正直。よくやったと言ってやりたい。相手のチームがどうとかではなく、凄い記録はやはりすごいのだ。ということで、次はMarinesの古谷に頑張ってほしい。ロッテには「仁科の呪い」というやつがって、仁科が9回2アウトまでノーヒットノーランを2度やったにもかかわらず、9回の3アウト目がとれずにノーヒットノーランを逃したことがある。が、当時はOrions、今はMarines、呪いなど関係ない。いつかできると信じて現役を続けて欲しい。

しかしBaystarsはすごいな。きょねんはCarpの前田健太にやられ、今年は山井。2年続けてノーヒットノーランをやられたチームってあるんだろうか?調べてみよう。

さて、調子が悪くて呑みに出た、と書いたが、1件目の店で知り合った人が企業の営業担当の人と言うこともあって、もう1件、彼の家の途中にある店に一緒に行った。彼は1杯呑んですぐ帰ったが、小生はその後入ってきた客たちと一緒にカラオケ大会。いつもの通り浜田省吾中心だったが、他にも色々歌ってきた。帰り際には、若干やけ気味であることと、98年優勝当時のBaystarsレプリカユニホームを着ていたこともあって「熱き星たちよ」を歌った。うん、あれはいい。セ・リーグ優勝、日本一の場面が入っている。ベイスターズファンの人(ってほぼ誰だか特定しているようなもんだが)、今度一緒に「熱き星たちよ」を歌いましょう。

2013年6月27日木曜日

古谷、すまん

昨日はBaystars vs. Swallosが雨天中止、ということもあって、最初は Golden eagles vs. Lions を見ていた。でしばらく経ってから「Marines の古谷がノーヒットノーランのまま7回に突入しています」という情報を聞いて、Buffalos vs. Marinesにチャンネルを合わせる。が、何とノーヒットノーランどころではなく、パーフェクトを7回まで続けている、とのとこ。これは見ないといかん、ということで、チャンネルを変える。が、8回の2死で高橋に四球を出して、パーフェクトはおじゃん。でもまだノーヒットノーランがあるやん、ということで引き続き見続ける。で9回2死に坂口に3塁打を打たれ、ノーヒットノーランもおじゃん。がっくし。大体何らかの記録がかかっているときに、小生が見るとそれがおじゃんになる。古谷すまん。素直に最初の試合を見続けておけばよかった。でも槙原(Giants)、今井(Braves)以来の完全試合は見逃すわけにはいかなかった小生の気持ちもわかってくれ。

でそれは夕方の話。午前11時から午後2時30分までは恒例のゼミ。今日は楕円曲線の合同ゼータ関数が有理式で書ける、という話。なんだずいぶん簡単じゃないか、と思ったら、Hasse-Davenportの関係式という強烈なものが演習問題に残されていた。小生ならそこで挫折するが、さすがは大学生、ちゃんと詰めてきた。で非常にclearな話になり、「Weil予想恐るるに足らず」と言う気分になった。でHasse-Davenportの関係式の証明が非常にclearだった理由は、Ireland-Rosenの“A classical introduction to modean number theory”が文献に挙がっていたので、それを参考に勉強したとのこと。うむ、この本は何度かゼミで使ったが、平方剰余の相互法則で大体一年終わってしまうのがオチだった。今度大学院の内部進学をする学生がいたら、Ireland-Rosenの本を最後まで読ませてみよう。ずいぶんためになるようなことが書いてあるようだし。

さて、その後の会議も大した問題なく終わり、ちょっと呑みに出たのが、その後がいけない。ある店の店長が別の店の店長の態度に怒りだし、なにやら小生が仲立ちになってしまった感じ。今日の夕方は、その件でまた山科駅前まで呑みに出ないといけない感じ。あー、定期試験の問題が…。

2013年6月22日土曜日

阿斗里初勝利!

今日の野球は、ホームでのクロスプレーあり、外野手のファインプレーが2つありと、実に見ごたえのある試合だった。結果?うんなもんBaystarsが勝ったに決まってるやろ。でなきゃこんなに機嫌よく書かんわ。

先発の藤井は、途中で見事なスライディングホームインを見せたものの、肝心の投球は4回2/3で3失点といまいち。あと一人で勝ち投手の権利を握れたはずだったが。で交代したピッチャーは6年目の大田阿斗里。しびれる満塁のシーンを押さえて、打席が回ってくるかと思ったら直前の8番高城でチェンジということで、もう1イニング投げるチャンスが与えられた。でそれを活かして、見事1回1/3を無失点。後のピッチャーがすべて1イニングだったこともあり、勝ちは大田。今年までの勝敗はと言うと、0勝10敗。「やっとプロの選手に成れた気がします」とは偽らざる心境でしょう。大田がこれだけやってくれれば、リリーフの厚みがぐっと増す。いいことです。明日は番長が先発だそうだが、さてどうなるでしょう。

線形代数のテキストはあまりに例が少ないので、色々な本や過去に使った演習問題を拝借して使っている。で行列式の計算がいよいよできるようになるのだが、例が少なすぎる。じゃあ全部演習担当の先生に丸投げ、では無責任に過ぎるので、探している所。今の3回生が1回生だった時の演習問題で面白いのがいくつかあったのだが、何の本に載っていたか覚えていない。じゃあ、というわけでメインで使っているUSBメモリーを探しても出てこない。おかしい、こんなはずでは…。あ、そうだ、引っ越しの時にあと2本USBメモリーが見つかったんだっけか、ということで、無事USBメモリーを発見したので漁ってみる。あった!よーしこれでちゃんと説明さえできれば講義は完璧にできる。「ちゃんと説明できれば」が一番のネックだったりするんだが。

2013年6月20日木曜日

♪通りには6月の雨 心も泥濘の中

ようやく梅雨らしく雨降りになってきた。じめっとして涼しいのと、カラッと暑いのどっちが好きだ?と聞かれたら、多分「どっちも嫌だ」と答えるでしょう。やっぱり何事も程々が一番である。ということで、4月末の花粉症の出ないわずかなシーズンが小生のお気に入りである。1月は誕生好きなのでめでたいのだが、寒いし嫌だ。

あと、案外嫌なのが野球のやっているシーズンである。何故って?野球は好きなのだが、1試合に3時間半くらい掛かってしまい、その間他のことが出来ない。もちろん面白くない試合、ケタくそ悪い試合などもあるので、ずっと集中して見ているわけではなく、ちょっとしたメモをTeXで整理したりとか、部屋掃除を(たまに)したりとか、色々やっているわけではあるが。あと結果次第でその後の行動が大いに変わってくる。応援しているチーム(別にBaystarsでなくても、その試合で応援しているちーむ。例えばTigers vs. GiantsならTigers)が負けると、その後物事をやる気が起きないでふて寝したり、呑みに出て結構呑んでしまったりと、何も出来なくなる。ということでここ2,3日は稼ぎ時だったのだがなー…。実際は…。そろそろ定期試験の問題も考えないといけないし。あーどうしよう。

2013年6月16日日曜日

放送大学を見る

ちょっと用があって安曇川(あどがわ)まで行ってきた。帰りが大渋滞。でカーナビが「10km先500mの渋滞があります」と言ってくるんだが、その時はもう渋滞の中。目の前の渋滞がわからずに、どうして10km先の渋滞がわかるのか?謎だ。カーナビの仕組みが知りたい。まあ確かに10kmほど言ったら渋滞があったが。理由はトンネルの点検のため、結構長い距離1車線封鎖していたのだ。トンネル崩落事故は記憶に新しい。確かに点検は大事だ、というわけで、渋滞にいらついてはいけない。鷹揚にいきましょう。

帰宅後はもうプロ野球が全て終わっていたので、「科捜研の女」を1話見てからザッピング。放送大学で「数学の歴史」という講座をやっていたので、興味深く見る。面白い。今度テキストを買ってこよう。ただ、もう2度と見ないだろう。何故なら講師の先生が余りにも原稿棒読みで、聞いていていらいらするのだ。「天才の栄光と挫折」の講師だった藤原正彦先生は、喋り慣れているだけあって、非常に面白かったのだが、放送大学の講師の先生はひどい。うむ、小生の講義は学生にどう映っているんだろうか?基本的に黒板の方しか向かないので、面白くないだろうな。ただあんなに棒読みでは無いはず。とにかく明日と明後日は気を付けよう。

2013年6月14日金曜日

歩けるぞ、俺!

Walking dietの途中で一人が「あー、ビール呑みたいっすね」と言い出すもんだから、解散後一人でビールを呑みに出かける。エビスビールの小瓶を2本。その後店の人が「また夜回り探検に行くん?」と言うもんだから、もう一軒。「Nangoku」へ。Walkingの帰りに見た時は客0だったからね。その後二人組が来て、一人が限界で早目に撤収。その後また一人また一人と来て、「あー、常連が出来たんだな、いいことや」と思いながら閉店まで。「チャカ省」はちょっとだけ。「戦士の週末~I dont't like friday」が入っていなかったのは残念。明るくなってから撤収。お、涼しい。で明るくなって見てみると、「え、こここんな近いの?」と言う感じ。前は車で行っていたところを、楽々歩いて帰ってきた。これは良い。早くも効果が出始めた。ただ、昼間35度の夜はさすがに暑かった。熱帯夜では無かったらしい。朝は結構涼しかったからね。今度から朝早く目覚めたら、「セブンイレブンまで歩いて行って買い物ダイエット」をやろうかな?あんなに近いとは思わなかったしね。今日のように「ナナコカード」を忘れるポカをしないようにしよう。

2013年6月13日木曜日

素朴で奥深い整数の世界

先日書いたように、今日「スーパーサイエンス」の高校生がやってきた。何か助言を、と言うことだったが、大した助言は出来なかった。でもまあ頑張っているようなので、励ましてだけおいた。あと飯高茂「環論 これは面白い」共立出版、を渡しておいた。何かのヒントになることが書いてあるかもしれないしね。彼らの取り組んでいるのは循環小数の話で、飯高先生の本にまるまる彼らのやろうとしていることが出ている可能性はなきにしもあらずなのだが…。まあ寺田文行先生によれば「学ぶことはマネぶことから始まる」そうだから。

今日のタイトルは、今月号の数セミの特集からお借りした。知っている方々が記事を書いているので、興味深く読んだ。最近ちょっと不調なのだが、和田先生のお言葉
「若いとき、少しのことしか知らないから何も出来ない、と思ってはいけません。多くのことを勉強し、多くのことを知り、すべてのことが見通しよく眺められるようになったとき、もうその人には新しいことをしようとする情熱も、時間もなくなっているので。」
はずしっときますね。小生ちゃんと読んだ初めての整数論の本が「数の世界」(岩波)だったから、和田先生との直接の接点はそんなに多くなかったものの、恩人の一人として心にとどめている。その和田先生のお言葉、大事にして勉強しないとね。

さーて、これからwalkingや。

2013年6月12日水曜日

Weil予想(≠谷山-志村予想)

さてゼミは2章に入った。で楕円曲線の合同ゼータ関数の話。Weil予想の楕円曲線版を証明する、という内容だが、ご存じのごとく難しい。というか、ヤコビ和とガウス和の性質を巧みに使っているので、ついていくのが精いっぱいであった。疲れた。が、おかげで少し不安がなくなった。相変わらず不安であることに間違いないが。

2013年6月8日土曜日

歌ウマ芸人

今日は調子が悪く、午前中ちょっと出かけた後は野球も見ずに寝ていた。まあ調子が悪くても腹は減るわけで、夕食のために18時30分ごろのそっと起き上がる。でGiants vs. Hawksがケタくそ悪い感じになってきたので、適当にザッピング。で歌ウマ芸人とその歌を歌っていた歌手がカラオケで競い合う、というのがやっていたので見ている。八代亜紀、石川ひとみ、堀江淳など、昭和の大物歌手が歌ウマ芸人にどんどん負けていくのは、何だか昭和歌謡をリアルタイムで聞いていたおっさんとしてはちょっと悔しい。ただ嬉しかったのは、単純に石川ひとみが変わらず元気そうだったことだ。彼女は何か忘れたが、大病をしているはずなので心配していたのだが、歌声も昔のまま。うれしい。

さて長時間寝て調子がよくなった。今日はまずいことに2か所に呑む約束をしてしまったので、これから梯子するか、それとも素直に約束を破って、早寝するか、考慮中。

2013年6月2日日曜日

内積と長さ(ノルム)の関係

今朝は6時30分に目覚まし時計が鳴り、たたき起こされる。「えーい、うるさい、もうちょっと」と止めて、9時頃まで寝た。朝食の後、線形代数の講義準備の続き。とにかく2×2で例示してみないと。いきなり「単位性と多重線形性と交代性が成り立つベクトルを変数にする実数値関数」ではほぼ全員沈没するのが見えているので。で有名な式として、ベクトルabで張られる平行四辺形の面積は√(|a|2|b|2-(ab)2)というのがあるが、そもそもこれルートの中身は正なんだろうか?と言われても心配ない。いわゆるコーシー・シュワルツの不等式があるからね。しかし、高校の時にそんなものを習った覚えがないぞ、と思って、書庫(なんていうものがあるんですよ、新居には)にて高校の教科書をひっくり返してみてら、びっくり。高校の内積の定義ってab=|a||b|cosθ(θはa,bの成す角)なのねん。それで成分a=(a1,a2),b=(b1,b2)を代入して、ab=a1b1+a2b2が導かれる、という仕掛けだった。うーむ、内積はいくつかの公理を満たすもので、その代表的なものとして2次元の標準内積(上で書いたa1b1+a2b2)が例として取り上げられるんだがなー。まあとにかくあとは上の平行四辺形の面積の式から行列式が出てくる、という話をしようと、ちまちまとまとめたところ。

14時になったし野球でも見るか、と思ってチャンネルを合わせようとしても、Baystarsの試合がやってない。何故?と思ったら、今日はナイターらしい。昨日仙台で今日旭川。さすがにデイゲームはしないか。しゃーないから講義の準備の続きや。