2013年2月7日木曜日

Gmail に変更

メイルはいつも大学の提供してくれる web mail (通称 cybermail) を使っていたんだが、容量がしょぼく、早くも7割に達しようとしている。これでは数年でパンクするのは目に見えているので、Gmail に変更しよう、ということになって、Gmail のことが書いてあるムックを買ってきたんだが、そもそも何かがおかしく、先のページへ進もうにも進めない。そこで、夜の山科で知り合いになった英語の K 先生に頼んで、おかしな点を解決することにした。でわざわざ休みなのに大学まで足を運んでいただき、申し訳ない、と思ったら、「いえ、どうせ毎日来てますから。どうせ家にいても光熱費を食うだけなんで」とごもっともな理由で職場にいらしているらしい。で疑問点は中々解決せず。色々やってもらって、問題は解決。ついでに色々設定してもらう。というわけで、今日から Gmail がメイン。もちろんアドレスは変えなくてよいので、皆さんご安心を。まあ返信するときはうっかり皆の知らないアドレスで送ってしまうこともありえますが、まあそこはご勘弁。

さて、最近買った本に、梶原健「線形代数のコツ」共立出版、がある。これが実に面白い。痒い所に手が届き、それでいて一流の数学者の書いたものだから、数学的内容は保証済み。来年度の講義の一回目に紹介することとしよう。もちろんシラバスにも参考書として挙げておくのは言うまでも無い。

今時の学生は、こういう副読本のようなものは読まないんだろうか?小生は大学生のころ「微積分がわからん!」「線型代数もわからん」というわけで色々図書館で読み漁ったり買いあさったりしたんだがなー。田島一郎「解析入門」岩波全書、「イプシロン・デルタ」共立出版とか、石谷茂「イプシロンデルタに泣く」「dim と rank に泣く」「∀と∃に泣く」現代数学社、などなど。真剣に読まなくても、何となくわかるところがあり、それから講義の復習をやるとよくわかった。でうちの図書館の貸し出し状況はどうなんだろう?と思って調べたら、「線形代数のコツ」は貸し出し中であった。ということは借りて読んでいる学生がいるということか。偉い!教員の講義に文句つける暇があったら、講義なんか出席しないで勉強しなさい!