2012年4月25日水曜日

緩急の付け過ぎ

10時40分から情報理工学部の線形代数の講義。この前「速い」と言われたので、少しゆっくりにした。疲労度と汗のかき方はいつもと変わらない。でやはり説明が下手なのか、終了後同じような質問を2人にされた。そもそも「簡約化された行列」なるものを本当に理解してくれたかどうか、はなはだ疑問。まああんなものは文章で書くより絵で書いたり例を沢山見たほうがわかりいいだろうと判断して、あえて定義の日本語は板書しなかった。正解かな。情報理工学部は学科配属に成績を使うそうなので、あまり変な成績の付け方は出来ない。まあ学生が熱心に質問に来る、ということは行きたくない学科があるということだろう。(どっかの大学の数学科のように ^_^; )

午後は4回生の代数。バリバリ書いてバリバリ飛ばす。遠慮一切なし。途中一分くらい休憩したり、行列式の計算に手間取ってロスしたが、本当にノンストップでやった感じ。午前中の1.5倍くらいのスピードでやったんじゃないだろうか?何にしてもへとへとである。

前にも書いたが、4回生の代数では代数体の整数論をやっていて、今の所必要な道具は線形代数がほとんど。今日はクラメルの公式、なんていう習ったきり一度も使っていないようなものまで使った。その時ふと疑問に思ったんだが、数理の4回生 vs. 情報理工学部2回生で線形代数の試験をやったらどうなるだろう?何となく後者の方が成績がよいような気がするんだがな。

0 件のコメント: