恒例の早稲田整数論研究集会に行ってきた。本来は明日までなのだが、明日は卒業式ということで、今日戻ってきた。今日は本当は懇親会があったので是非出席したかったのだが、飲んで遅くの新幹線で帰ってきて、疲れて寝坊、とかやるとシャレにならないので、懇親会はあきらめて帰ってきた。来年は多分フル参戦できるだろう。
さて肝心の集会であるが、初日の最初の講演は何かすごいことになりそうだ、という話だった。実二次体の類数と連分数が関連深いのは周知のことだが、「児島の連分数論」がうまくいくと、虚二次体の類数も連分数と関係が付くだろう、とのこと。楽しみだ。そしたら学生に勉強させよう。
今日の最初の講演は、小生の弟子の講演だったので、楽しみにしていた。小生が全くと言っていいほど勉強したことない内容だから、わからないのは仕方ない。ただそれでも彼のプレゼンテーションが素晴らしい、ということを再認識できた。4月からは新天地に就職するそうなので、立派な教師になって、立派な学生を育てて欲しいもんだ。
彼の話もそうだが、今回はすごく保型形式色が強い内容ばかりだった。まあオーガナイザーの「おっちゃん」の趣味が色濃く出たから当然だろう。「おっちゃん」、あと一日頑張ってください。